2010年2月25日木曜日

だめな本屋さん

もう十年以上前のこと。
バイトの立場で、これはだめだとつくづく感じた本屋があった。

おそらく子会社なのだろう、その本屋は、大手スーパーにテナントでよく入っていた。

普通平積みは、売れ筋の本を置くもので、ベタなところでは、次の大河ドラマの関連本をなどを置く。

ところがその本屋では、時期を問わず、ビジネス書の平積みは、親会社の経営者が書いた本を目一杯置いていた。

視点がお客さんに向いていないどころか、ひたすら親会社に媚をうっているようであった。

親会社の経営者は、若い頃は、謙虚で評判が良かったらしいが、その当時は、謙虚さは無かったとのこと。その影響はあったのだろう。

バイト先の店鋪の方針なのか、会社としての方針かは分からなかったが、とにかく駄目さは、よく感じたものだった。


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2010年2月22日月曜日

良い本屋さんの見分け方

価格で勝負出来ず店鋪の規模以外での差別化が難しそうな本屋さんだが、それでも良い本屋さんとそうで無い本屋さんの差はある。

それは、店員さんの質である。

接客態度ではなく(もちろん重要なことではあるが)、どれだけ担当するジャンルの本を読んでいるか、これに掛かっている。

大して本好きでもなく、それなりにこなしている店員さんでは、売れ筋の本の仕入すら後手にまわる。

一方、そのジャンルの本をよく読む店員さんは、メディアで取り上げられる前に、売れ筋の本に目を付け、ベストセラーを作って行く立場となる。

まだ知名度が高く無い作家さんのサイン会。
児童書の読み聞かせ。
本好きの店員がいる本屋さんならではの特色が出して行ける。

店鋪での売れ筋ランキングや店員さんによるお勧めがでている書店は良い本屋さんと言えるだろう。





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