2011年10月30日日曜日

TOBの発表があったがどうするか

すこし前のことになるが、たまたま株を持っていた会社にTOBがかかったことを知った。
まずTOBとはなんだったか。
ハゲタカとか読んでいたわりには良くわかっていない。
得するのか損するのか。


色々と心配になったがどうやら売れば得するようだとわかった。
持ち続けると買収をかけた側の株になるようだった。
そういえば昔持っていた株で気がついたら別の会社の株になってたりしてたのもあったな。
あれもTOBだったのだろうか。


TOBに応じた株式売却-いま聞きたいQ&A古い記事だが参考になった。

2011年9月20日火曜日

レンズの追加料金無料の真実

久しぶりに眼鏡を作った。そのときに知ったこと。


自分は普段の生活においては眼鏡をかけてもかけなくともといった程度。
だが嫁は非常に視力が弱い。嫁が眼鏡を作るときは大体レンズが特殊なモノになる。
そういったことから、いろんな眼鏡屋でうたっているレンズの追加料金が掛からないというのは嫁に限って言えば本当のことではない。


眼鏡代というのも馬鹿にならない。常に掛けていれば普通にしていても数年に一度は買い替える必要もあるし、壊れることもある。
自分程度の視力であれば、今なら五・六千円ですむのだが、嫁のような視力だと同じフレームで二・三万になってしまう。 自分の様な大して必要とせず買い替えも五年に一度ならば数万しても良いが、頻繁に買い替える必要のあるのに毎度数万掛かるのはきつい。


話は戻るが今回は JIN'sで作った。
その際に、毎度の駄目元で、嫁の眼鏡を店員にみせて「このレンズで眼鏡を作ったらどのくらいになりますか?」と訊いてみた。
「これはレンズが特注になるので十日くらいは頂かないと…」と言われた。内心「ああ特注だからやはり数万かかるのね」と思いながら続きを聞いていると「レンズの追加料金は掛からないので…」とのこと。


正直全く期待していなかったのでびっくりした。
どこへ行っても数万掛かってきた眼鏡代が五・六千円ですむ。視力が弱い人(とその家族)でないとわからないだろうけど、有り難いことだと思う。


2011年8月7日日曜日

劇場型詐欺

美容院を営む親戚がオレオレ詐欺にあったという。


信金の店長のおかげで、すんでのところで被害を被らずに済んだとのこと。
それなりに高齢ではあるが、職業柄によるものか若々しく詐欺にかかりそうも無い人ではある。
油断も出来ないものだ。


相手は孫を騙ったという。孫は全員とも男の子だ。うち一人は二十代前半で、ついこのあいだ就職したばかり。ちょうどその詐欺にあった少し前に長野に出張に行くこと聞いていたそうだ。
昼過ぎに電話がかかってきたという。若い男の声で唐突に「JRから電話なかった」と言ってきたそうだ。似た声だったので、特に不審におもわず孫からの電話だと思い話を聞いたそうだ。


それで「JRからなんて電話なかったわよ」と返答した。なんだか様子がおかしい。聞くとどうやら取引先にわたす数十万の小切手をカバンごと電車に忘れてしまったらしい。
取引先は新宿あたりで今向かっている途中であるという。携帯も一緒にカバンと一緒に無くしてしまい、JRには誰もいない自宅ではなく祖母のいる美容院の電話番号を伝えてあるとのこと。
そんなことで10分おきくらいに孫から電話がかかってくる。


すっかり信じ込んでしまっている。就職したばかりの孫が大変なことになっている。とても心配になっているところで、孫が上司と話してほしいといってきた。
上司が言うには急ぎ必要なお金なので建て替えてほしいという。
ご丁寧に、最近は振り込み詐欺とか横行しているので 、お金をおろす際は銀行には本当のことをいわず、家のリフォームとかで使うなどと理由をでっち上げた方が良いとまでアドバイス(?)してくれた。
それで孫にお金を受け取りに向かわせるという。


信金にお金をおろしに行く。窓口でお金をおろそうとする。職員に使い道を聞かれる。アドバイス通りに理由を告げたが信じてくれない。
店長が出てくる。 しかたがなく本当の理由と告げると断言されたという。「それは詐欺ですよ」と。もし本当だったら協力するから通帳を預けてお店て待っていなさいといわれる。
店にもどるとなんだか人の来ていた感じがする。孫(?)が来たにしては早すぎる。
不安に思いながら見せて待っていると、スーツ姿の男が3名店に入ってきた。まず美容院には来ない客だ。



警察官だという。一連のことはやっぱり詐欺であるという。
劇場型詐欺というやつで、近辺で何人かやられているらしい。今回は実際に被害が出なくてよかったが、お金をとられている例も結構あるとのこと。
たとえば詐欺の電話をきいてすぐにATMで預金を引き出し振り込んだ即断即決の年配の男性なんかもいるとのこと。しっかりしているようでも騙されるのがこの劇場型詐欺だという。


金融機関の窓口というのも詐欺との最前線で戦っているわけで、しっかりしているものだ。



不祥事 (講談社文庫)
銀行の窓口の人って結構格好良いよねと思える内容の小説。でも高学歴のエリート候補はダメダメな感じに。 テンポもよく内容も爽快です。

2011年7月8日金曜日

Dell OptiPlex 960へのXP 再インストール

職場において、使っていたPCがリース期間の満了になったといいことで新たにPCを割り当てててもらった。
使わせてもらうのは Dell OptiPlex 960。暫く前に退職した人が使っていた。
まずはOSの再インストールからしなければならない。Windows Vista は懲りた。Windows 7 は悪く無いようだが XP を選択する。

DVDをドライブに入れさあ始めようとしたところで、うんともすんともいわない。
BIOSの起動ドライブの設定がおかしいのだろうか?DVDメディアがおかしいのか?それともDVDドライブが壊れているのか?
BIOSの起動ドライブの設定をDVDを一番上にしたり、初期設定に戻してみたりもしたが駄目。
別のXPのDVDを使用してみたが駄目。外付けのDVDドライブをつないでみたがそれでも駄目。

渡してくれた人に聞いたところでは古いハードディスクは破棄して新しいハードディスクをつけてくれたとのこと。それがうまく認識しないのかも?とのこと。
それでその新しいハードディスクを別のPCにつないでフォーマットしたりもしてみた。でも駄目だった。

時間ばかり過ぎてゆく。途方にくれそうになったので少しネットで調べてみることに。
完全にマッチする解決方法は見つからなかったが参考にはなった。
どうやらBIOSのレイド構成に問題があるようだ。
セットアップしようとしているPCにはハードディスクが一台しかささっていない。
それなのに確認するとBIOSのレイド設定はraid1だか0だか忘れたが、ドライブが複数必要なものが選択されていた。
legacy(raidなし)に選択しなおす。その後は順調にセットアップを進められた。

BIOSの初期設定がlegacyでなかったことを思えば、もともとはハードディスクは二台ささっていたようだ。付け直しした時に一台にしたのだろう。
気が付いた時の気分としては「やってくれた喃」だ。

2011年6月26日日曜日

Genius Bar に

渋谷のGenius Bar に行ってきた。
買って一ヶ月も経っていない iPhone 4 の白 が壊れたため。

症状としては、通話が出来ない。
電話をかけたりかかってきたりは出来るのだが、こちらの声が相手に聞こえない。
マイクの故障かと思えば、ボイスメモは普通にとれる。
余り頻繁に電話をかけたりしないのだが、故障に気がつく1週間前は普通に通話出来ていた。
故障に気がついてからも朝一で 11112 の通話テストをしてうまくいったこともある。涼しいうちは調子が良いのか。
そんなこんなで1週間ほど悩んだのだが修理にだそうと決心した。

AppleCareは契約していない。
iPhone 3 が元気に動いていたので「まあそうそう壊れたりしないだろう」と高を括っていたため。
どうやら AppleCare を契約していない場合は、iPhoneを送ってしまうため、しばらくは携帯なしで暫く過ごさねばならないようだ。いくら余り通話しないとはいえそれは辛い。SoftBank で代替機を借りることも出来そうな物だが、契約時に SoftBankでは修理できないといっていたので「なんだかなあ」とも思った。

ぐだぐだ考えたが、ぱっと渋谷か銀座かまで行ってしまえば良いだけのこと。
Genius Bar の予約をとって行くことにした。
予約で一杯かと思ったが、思いもよらずその日のうちに予約をとることが出来た。

念のため予約した30分前に Apple Store に入った。
Genius Bar はどこだろう。どうやら2階があるようだ。
入っては行けないところではないかと不安に思いつつ階段を上ると1階より人が多い。というより結構混んでいる。どうやらここのようだ。
店員をつかまえ(というよりつかまえられ)来意をつげる。順番がきたら教えてくれるとのこと。
だいぶ早くきてしまったので時間をつぶすのが難しい。iPadとか触っていてもすぐ飽きる。
結局のところ予約した時間の5分から10分ほどだけ待たされたが、そのあいだ店員に話しかけられたのは何回だろうか、別に修理してもらう以外の用はなかったので、ちょっと閉口した。

iPhone 4 の修理というより交換は、Genius が丁寧に素早く対応してくれた。
結果としては、予約もすぐとれ、ほとんど待たされず、1日で交換を済ますことが出来た。
郵送すると色々と時間がかかるだろうことを考えると、行って済ませてよかった。


2011年6月21日火曜日

OS X Lion に

OS X Lion にアップデートしてみた。

見た目の変化はあまり無いこともありどうでもよい。
気になるのは使い勝手だ。

正直なところ少し重くなったようだ。
以前は電源を落とした状態からでも、すぐ(おそらく20秒程度で)使用できる状態になったが、Lionにしてからは少々時間がかかる。

まあハード自体買い替えの時期が来ているのだろう。
重くなったとはいえ買ったばかりのWindowsのノートPCよりはよほど早くて使えるのだが。

2011年6月5日日曜日

SQL Server 2008 R2 でのテーブルカラム変更

SQL Server 2008 R2でカラムサイズ変更を試みた。
SQL Server Management Studio から行おうとしたのだが以下のエラーが発生した。
変更の保存が許可されていません。行った変更には、次のテーブルを削除して再作成することが必要になります。再作成できないテーブルに変更を行ったか、テーブルの再作成を必要とする変更を保存出来ないようにするオプションが有効になっています。
文の後半は何のことか解らなかった。とりあえず SQL で Drop・Create で回避を試みた。
予想は出来たがうまく行かず。

こんなことに時間を割いても仕方がない。詳しい人に聞くことにした。
即答では無かったが、数分で解決策?を教えてくれた。

要はツールの設定の問題だった。デフォルトで設定されている「テーブルの再作成を必要とする変更を保存出来ないようにする」のチェックを外せば良い。
「テーブルの再作成を必要とする変更を保存出来ないようにする」のチェックを外す

なおテーブルのカラムサイズ変更などは Visual Studio 2010 からでも行うことができる。この場合も SQL Server Management Studio と同様に「テーブルの再作成を必要とする変更を保存出来ないようにする」のチェックを外す必要がある。


Microsoft Visual Studio 2010 Professional with MSDN
TFS(Team Foundation Server)を利用することなど考えると「with MSDN」は必要のようだ。
MSDNサブスクリプションの契約期間内にダウンロードしたソフトはMSDNサブスクリプションの期限が切れても使用することができる。そこだけ見れば得な気もしなくも無い。


2011年6月3日金曜日

幼少のころのしつけ - 新三河物語

作中における徳川家康信康についての述懐。
育ちさえよいと心得て、気のつまるようなことをさせず、きままに育てた。幼少のとき、行儀作法をゆるやかに捨ておいたため、三郎は親を敬することを知らず、遠慮がなく、あれはこれゆえ、これはあれゆえ、といいわけばかりをして、のちには親子の争いのようになった。だびたびいいきかせても、ききいれず、かえって親をうらんだ。

あとあとこんなことを言うはめにならないよう、今のうちにしつけないととは思うのだが、萎縮させるようなことになってもよく無いし…
子育てというのは歴史上偉大だといわれるような人物であっても難しいことなのだろう。


新三河物語〈上〉 (新潮文庫)
風は山河よりも面白かったし、中国ものより良くなった気がしなくも無い。
だけど春秋戦国あたりもまだまだ書いて欲しいとは思う。難点をいえば主人公の性格がみな一緒っぽくなるところか。



新三河物語〈中〉 (新潮文庫)



新三河物語〈下〉 (新潮文庫)


2011年5月22日日曜日

暗号学者の道具箱 - 暗号技術入門 より

ちょっとソフトを作ってみようかと思ったが必要な知識が足りていない。とりあえず暗号技術入門を読んでみた。


今まで、何となく知っていたり(One-Time Padとかはスパイ小説ではおなじみだ)、なんとなく利用していたりしていた。これで少しは体系だって頭に入ったと思う。


暗号技術の道具箱

対象暗号
情報処理の参考書では共通鍵暗号とか秘密鍵暗号と出ている。
公開鍵暗号
代表的なアルゴリズムとしてRSAがある。
一方向ハッシュ関数
MD5とかSHA-1とか。フィンガープリント(オープンソースのダウンロードページについている)としてファイルの改ざんチェックに使用出来る。
メッセージ認証コード
メッセージの改ざんチェック。IPsecやSSL/TLSで使われている。手法としてHMACというのがある。MD5など一方向ハッシュ関数を使用する手法。
デジタル署名
サインや印鑑のかわり。否認(うそ)や改ざん防止に使用する。機密性を保つためのモノではない。
疑似乱数生成機(PRNG: pseudo random number generator)
鍵の生成等に必要。無作為性、予測不可能性、再現不可能性という3つの性質があるかで疑似乱数の強弱がわかれる。

PGP(Pretty Good Privacy)

GnuPGPで暗号技術を実際に利用出来る。これはOpenPGP(RFC2440)の仕様にそったフリーソフト。
思っていたよりも色々なことができるソフトだと知った。




新版暗号技術入門 秘密の国のアリス
読んだのはこの前の版。読んではいないが、技術書はこのように版を重ねて新しい情報をのせて欲しい。


2011年5月19日木曜日

投資家の君主論

君主論 (講談社学術文庫)を読み終えた。


単に幸運に恵まれたため私人から君主になったものは、君主になるにあたってはほとんど労苦を必要としない反面、それを維持するに際しては多くの困難に遭遇する。

似たようなことをいろいろと違う表現でかかれているが、労せずに手に入れたものは長く保ち得ないということらしい。
似たようなことを、投資関連の本で何度か目にしたような気がする。宝くじなんかで手に入れた大金はあっとう間にうしなわれるとか。


確か金持ち父さん貧乏父さんでも本当の金持ちになるために苦労する道を歩むよう諭された話があった。
ほんとうに重要なのは地位や資産ではなくてそれを得ることができる能力だということだろう。


2011年5月18日水曜日

美しい心中描写 - グラーグ57

グラーグ57 (新潮文庫)を読み終えた。


作品全編において、とりたてて気にするような場面でもなかったが、以下の一文がとても美しく思えた。
原文はもちろん翻訳が良かったのだろうか。

なぜなら、レオはかつて共産主義に抱いていた盲目的な信仰を今は自分の家族に向けているからだ。レオの考えるユートピアは以前より小さくなり、より具体的なものになった。全世界ではなく、たった四人に囲まれるだけの世界になった。ただ、簡単に手にはいらないことはどちらも変わらなかった。

思えば前作チャイルド44 (新潮文庫)でもそうだが、心中の描写が緻密というよりは美しいと思える作品だ。


少し前までトム・クランシーの作品を読んでいたが、そちらと比べると描写がわかりやすくも美しい。トム・クランシーの作品はどれもテンポ良くおもしろいのだが時に読み返さないと情景がつかみにくいところがある。トム・クランシーの作品は純粋に娯楽小説だが、トム・ロブ・スミスの作品は純文学的な良さもあるような気がする。鼠たちの戦争 (新潮文庫)でも同じようなことを感じた記憶がある。昔のロシアが舞台だとそのように感じるよう刷り込まれているのかもしれないが。


2011年5月14日土曜日

「君主論」から気になった格言

君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150 (East Press Business)を読んだ。本書はマキアヴェッリの「君主論」より150の言葉を抜き出し格言集としている。

以下のような分類で章を分けている。

  1. 覚悟を決める
  2. 賢くなる
  3. 信頼される
  4. 結果を出す
  5. 権力を守る
  6. 勝者になる

書き出して気がついたが、ジャンル分けではなく意味がある順番だった。


本文については、色々感心した言葉は当然多かったが、以下の3つを覚えておくこととする。


誠実で親切にみえるようにする

マキャヴェリストと人に言われるような人は、この点において失敗しているのではないかと思った。
ひとから優しいといわれるような人の方が時に思い切った残酷さがあるのかもしれない。


滅びないため、あえて戦う道を選ぶ

古代ローマを引き合いに出して補足があった。
先を見据えた場合に時に厳しい道を選ばねばならないということ。
色々な問題をつい先延ばしにしがちな自分だ。肝に銘じておきたい。


すぐれた法とすぐれた軍隊を持つ

組織を運営するには優れた制度さえあれば良いということだろう。
厳しい状況においては良いアイデアが欲しいとか考えがちだ。だが必要なのは地味ながらも優れた制度が必要なのだろう。
古代ローマの軍隊にしても個々の兵士の体格や優秀さよりも軍としての制度が素晴らしいからこそ勝利してきたのだから。


一通り読んでみて、読み易いので入門書とか、別の本格的な「君主論」を読んだ後の復習などに良いのではないだろうかと思った。


2011年5月11日水曜日

警視庁情報官の名刺管理術 - 警視庁情報官 ハニートラップ

警視庁情報官 ハニートラップ (講談社文庫)より。

僕も君と同じように名刺管理システムを使った管理は行っているが、一方でいただいた名刺はこのように人脈図として使っている。企業の総務担当者もこの手法を使っているようだけどね。」
(中略)
それには、
「○年○月○日、○○氏同伴 於 ホテルオークラ 山里 領収ナンバー○○」
ページの頭に記載され、その下にそのとき交換した相手の名刺が収められている。それも、そのときの席順だと言う。

誰の紹介で出会った人物だとかを把握出来るようにし、人脈図・人物相関図として利用するのだという。
シチュエーションを記録しておけば数年たっても思い出すことができる。
人とたくさん会うような人には必要になる技術なのだろう。

名刺管理に限らず記録をとるというのは後々役に立つようだ。
議事録とかたまに取らされて、そのときはうざったいと思ったりもするのだが。

2011年5月8日日曜日

よくやっているゲームみたいだねと - ジェラルド・バトラー主演「Gamer」

GAMERという映画を観た。
主演のジェラルド・バトラー300レオニダスを演じた人だ。全く気がつかなかったが。

嫁と一緒に見たのだが戦闘シーンで「よくやってるゲームみたいだね」と言われた。よくやっているわけではないのだが少し前にやっていたFPSの様に思えたのだろう。

死刑囚をゲームのキャラクターにするというアイデアは、どうしようもない理屈で殺人をおかした様な連中には丁度良い刑罰に思えた。冤罪さえなければだが。人間をアバターとして人間が操作する仮想空間のアイデアはなかなか醜悪だった。サロゲートでも表現されていたが行き過ぎた技術というのは見ようによっては醜いモノなのだろう。映画の時代設定は2034年。20年前の感覚で当時なかった技術をみたら同じように感じるだろうか。

2011年5月5日木曜日

ソルトリーフが無料で貰えた

外食するときワンパターンになりがちだ。
よく行くのは「農家の台所」。しばらく前は「てしまんま」という店名だった。
ご飯と新鮮な卵がお代わり自由で、「あおさ醤油」をかけてつくれる卵かけごはんが魅力なお店だ。
また蕪とかトマトとか何でもない野菜が感動的なくらい美味しい。はじめて行ったときは野菜ってこんなに美味しくなるのかと感動したモノだった。

このお店で生まれて初めて食べることが出来た野菜がある。それがソルトリーフ
「農家の台所」のレジ前で販売しており、毎度お店で食べるたびに買って帰ろうかと考えたりしているくらい、味や食感が気に入っている。

つい先日、何のイベントでだか忘れたが「農家の台所」で食事をしたらソルトリーフの無料引換券が2枚貰えた(1パックあたり150円なので結構だ)。とりあえずサラダとして食べたが自宅で食べても美味しい。
そのうち普通にスーパーなどでも売るようになってくれないだろうか。

2011年5月1日日曜日

国立科学博物館へ


急に美術館だか博物館だかに行きたくなった。何がみたいと云うのは無い。とりあえずそういった施設が集まって居るところといえば上野位しか知らない。そこで上野へ。

今の出し物はレンブラントと香に関わるもの。あとは手塚治虫のブッダ。どれも今一つ。どうしようかと考えウロウロしたが、ふと目に付いた国立科学博物館に入ってみた。

結果から述べると思いのほか良かった。600円という入場料にしては長い時間楽しめた。シアター360とかいうのも良かった。10分しか待たずに、360度全方向のスクリーンというのを初めて体験できた。

展示物は生物とくに恐竜やらむかしの生物の骨格標本に片寄ったところもあったが、それも科学の観点ではなくデザインとして面白く見れた。
けっこう早足でみて回ったがそれでも2時間以上かかったくらい中々の広さと内容だった。

少し難しいところもあるので子供を連れてゆくのは小学校にはいってからぐらいが良さそうだ。


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2011年4月30日土曜日

ダンテのシェンツァ - 『ルネサンスとは何であったのか』より

ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫)より。


ダンテも言っています。考えているだけでは不十分で、それを口であろうとペンであろうと画筆であろうとノミであろうと、表現してはじめて「シェンツァ」になる、と。

続けて、イタリア語の「シェンツァ」(Scienza)は、英語の「サイエンス」(Science)。さらに語源はラテン語のシエンティア(Scientia)。意味は「知識」ないし「理解」と説明があった。より「教養」に近いところかな。
それは、小さなところではお金になったり、大きくは歴史に名が残せるもの。とにかく「アウトプット」が大切だということだろう。最近のビジネス書でいっていることは700年も前から言われていたことなのだ。


レオナルド・ダ・ヴィンチの創作姿勢についての考えも面白い。

レオナルド・ダ・ヴィンチは未完成の創作家と言われるくらいに作品の多くを未完で残した人ですが、彼の場合でも、未完成の理由は二つあると思う。
第一の理由は、(中略)つまりは、表現不可能、と思うしかなかった場合です。
第二は、(中略)制作途中にもかかわらず完成した姿が見えてしまったときです。

もの作りをする人間としては、わかる理由だ。
第一の理由は、技量がなくて諦めるというのは大人の事情といったところ。第二の理由は、ストレートに言えば出来ることが解りきったので飽きてしまったという子供の考えと言ったところだろうか。


2011年4月24日日曜日

NSISでは日本語ファイル名はエラー

もう随分前から動いているシステムのメンテナンスをしている。
もう使わなくて良いだろうというくらい古いシステムだが、それでもたまにインストーラを作り直したりする必要がある。

インストーラはInstallShieldの5.5だか6だかで作っている。良いものだとは思うがいかんせん古過ぎるのだと思う。
ある条件でアンインストールした時にインストール時に設定した環境変数を削ったり削らなかったりといった事が上手く出来なかった。

そこで人に教えてもらったのがNullsoft Scriptable Install System (NSIS)。FireFoxでも使っているインストーラだという。

自分が勝手に今後インストーラはNSISで作るとも決められないが知っておいて損はないだろう。試してみる事にした。
どうやら古いInstallShield で行える事はそう手間をかけずにできそうだ。

少しつまったところとして、コンパイル中に
「Error changing directory to "C:\Users\<ユーザ名>\Documents\Source\Installer\・」が発生した点。

これはスクリプト自体のファイル名が日本語の場合に発生する。

試しにといった気持ちからスクリプトのファイル名を日本語にしていた。
プログラムのソースと思えば日本語のファイル名などしないものだ。

2011年4月2日土曜日

子供をのばすには「自己肯定感」から

一般に良くあることとは思う。子供の教育について嫁と喧嘩した。

これも勉強だと思うのだが、えんぴつで真っすぐ線を引かせるとか曲線をひかせるとかそんな事をしていた。

自分としてはとにかく遊びの延長とおもい好きなようにやらせたかった。少しでもこちらの意図にそったらえらく褒める。そんなふうにして勉強好きにしたいと思っていた。

一方で、嫁はというと自分のなかでこどもが出来る事と出来ない事が明確になっているらしく、意に添わなければ叱りつけ、難しいところしようとしたらまだ出来ないからといって止めるような事をしていた。
教育熱心なのは認めたいが、少し目に余ったので注意したら喧嘩になった。

その後たまたまつけていたテレビすくすく子育て (NHK教育テレビ 2011/4/2放送)で言っていたのが「自己肯定感」とい言葉。
要は自分に自信を持てるようにしてあげる事だろう。

2011年3月27日日曜日

プロボノ - 「路上の弁護士」より

グリシャムの「路上の弁護士」はこれまで超一流の弁護士事務所で高額の報酬を得ていたアソシエイトがある事件をきっかけにプロボノ(Pro bono Publico : 公益活動)に眼を向ける話だ。

自分は高給取りでは無いが、むしろ高給取りでは無いからこそか、他人の金儲けの為に健康や家庭を犠牲にしてまで働くことに疑問に思っている。
なので身を粉にして働くには、仕事自体が面白いか社会に役立つことといった理由が必要になり、そうで無ければとても気が乗らない。

「路上の弁護士」では公益活動に身を投じた主人公が恐ろしいほど年収が下がった描写がある。
自分にあてはめてみると家族がいるとそう思い切った行動が取れない。だが仕事を通じてより社会に役立つことをしたい。収入が下がらないような道を模索したい。



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2011年3月21日月曜日

必要なものだけを財布に入れる

3月11日の地震以降で色々と考えさせられることがあった。
ひとつに、職場など家から離れたところで、何かがあった時に持ち出さなくてはならない物とそうでない物について。

職場はさして高層というわけではないが建物の最上階。
あれほどの揺れは初めての体験。自分もふくめ多くの人が動揺していた。
普段から財布はかさばるので鞄にいれており、定期はコートのポケット。常に身につけているのは携帯とタバコぐらいのもの。
そんな状態で避難だそのまま帰宅だとかできず、いざというときは少なくとも財布も持っていたい。

そんなことで、かさばらない財布に替えようと思った。
コンセプトは
  • かさばらないこと
  • 多く収納できること
  • 安価なこと
まずスーツの胸ポケットやズボンのポケットにいれて邪魔にならない程度でなければ。
次に持ち歩く必要のあるカード類は全て収納出来ること。
あとはなるべく安いもの。ブランド志向なところで考えるなら今まで使用していた財布でもそれほど恥ずかしくは無い。
だが財布など人に見せる物でもなし、安いので十分だ。

できたらナイロンが良いかと思った。
アウトドア用品だとかMUJIとかポーターあたりでも良いかとか見て回ったが、たまたま何故か書店で売っていたNOMADICの財布を購入した。

品名はウォレット22。街歩き専用財布だという。小さな割にはカード類も結構収納出来る。キーリングがついておりウォレットチェーンもつけられる(スパイラルコードが付属しているが少々格好わるくみえるので外して使っている)。
価格は驚いたことに2000円以内。MUJI並の安さだ。

ノーマディックという社名からおもうにノマドの人向けなのだろう。そんなスタイルで働いてはいないが、移動しやすくというのは今の状況に向いていると思える。

2011年2月25日金曜日

遠くをはかる者は富み

遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてや。
故に富有り。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に逢うてまかずして取り
植えずして刈り取りことのみ眼につく。
故に貧窮す。

二宮尊徳のことば。


先を読み勤勉にということなのだろう。


2011年2月9日水曜日

Word2007で行間が開き過ぎていると感じた場合の対処法

Word2007を使っていて、フォントを縮小したときに、行間が開き過ぎていると感じた場合の対処法。

  1. 対象となる文章を選択する。
  2. 右クリック
  3. 段落を選択する。
  4. 1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる(W)のチェックを外す。
これで開きすぎた行間が狭まる。

2011年2月8日火曜日

TortoiseSVNで競合SideBySide

職場でそろそろちゃんとソフトウェアのバージョン管理をしようということで、Subversionを導入した。
ちかごろは大分便利になったもので、サーバ側は Bitnami Redmine Stack とやらで簡単にセットアップ完了。
その後、クライアントPCに TortoiseSVN にインストールを試みた。


クライアントPCは Windows Vista の Ulitimate(SP2)。
これに TortoiseSVN-1.6.12.20536-win32-svn-1.6.15.msi をインストール。
VB5がインストールされており、最近までVisalStudio2010がインストールされていた。


無事インストールが済んだと思い起動しようとすると、こんなメッセージが

C:¥Program Files¥TortoiseSVN¥bin¥TortoiseProc.exe

このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベント ログを参照してください。

さらにログを確認すると

「C:¥Program Files¥TortoiseSVN¥bin¥TortoiseSVN.dll" のアクティブ化コンテキストの生成に失敗しました。マニフェストまたはポリシー ファイル "" 行 のエラーです。 アプリケーションで必要なコンポーネントのバージョンが、既にアクティブな別のコンポーネントのバージョンと競合しています。 競合しているコンポーネントは次のとおりです: コンポーネント 1: C:¥Windows¥WinSxS¥manifests¥x86_microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30729.4148_none_5090ab56bcba71c2.manifest コンポーネント 2: C:¥Windows¥WinSxS¥manifests¥x86_microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30304.0_none_d9c474bda3593bfa.manifest」

解決を試みる。
C:¥Windows¥WinSxSを「x86_microsoft.vc90.crt_」検索すると4フォルダ見つかる。
うちログに記載があるのは
「x86_microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30729.4148_none_5090ab56bcba71c2」と「x86_microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30304.0_none_d9c474bda3593bfa」。
中身を確認するとどちらにも「msvcm90.dll, msvcp90.dll, msvcr90.dll」が存在する。
プロパティの詳細を確認するとMicrosoft@ Visual StudioR 2008の製品とある。


Microsoft Visual C++ 2010に問題があると思い下記をインストール。
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)
引き続き動作しない。


おなじく下記をインストールし2010の方をアンインストール。
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
引き続き動作しない。


ついでに下記もインストール
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)
引き続き動作しない。


プログラムの追加と削除を確認すると
「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x86 9.0.21022」と「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x86 9.0.30729」がある。
問題点は9.0.30729と9.0.30304が競合していること。
ただし9.0.30304はいつインストールされたかわからない。


とりあえず「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x86 9.0.21022」と
「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable - x86 9.0.30729」をアンインストール。


その後あらためてTortoiseSVNをインストールしたところ起動するようになった。


やたらと時間がかかった。
これで学んだことは、 Windows の深いところは訳がわからないということ。

2011年1月31日月曜日

恐怖の独り言

家族で隣の駅のショッピングモールへ買い物に行った帰りのこと。
日も落ちて暗くなった夕方。駅のホーム。丁度帰る人が重なる時間なのだろうベンチが埋まりそうな位は人がいた。

次の電車を十分ほど待たねばならない。空いているベンチを見つけたので子供を座らせた。隣には読書中の四十代位の女の人が座っていた。
うちの子は三歳。落ち着きが無いので、隣の人の邪魔になってもいけない。大人しく座っているよう言い聞かせた。

隣の人が本を詠むのをやめ子供の方を向く。よくあるのだが女性は小さい子供をみたら構いたくなるものか話し相手になってくれたりする。そんな事だろうと思った。
次の瞬間「何してんのよ!」と叫ばれた。
何が起きたかわからなかった。
続けて「言いたい事があるならこっちに来なさいよ!」
全く意味がわからない。
どうやら少し離れたところに知り合いでもいるようだ。目を向けてみるがそれらしい人は見当たらない。

しばらく聞いてわかったのだが、どうやら独り言らしい。幻でも見えているのか、本人は人に向けて話して居る様子だが、その相手は近くにはいない。

その女の人が言ったことをまとめると
全く関係がない社会問題について某テレビ局からインタビューを受けた。
テレビで放送された内容はデタラメ。例えば本人が会ったことも無い人物と知り合いだとされた。
そのテレビ局の人間に執拗な嫌がらせを受け続けている。
自転車を壊されたり、家の鍵を取られたり。
そのテレビ局の人間は電動自転車に乗っている。

独り言は電車に乗る直前まで続いた。

家に帰ってから気になったので、独り言に出て来た社会問題について調べて見た。
驚いたことに独り言に何回か出て来た人物の名前が見つかった。別段有名な人ではない。
どうやら完全な妄想ではないようだ。

なんにしろ、今度近くにいると気がついたら近づかないようにしよう。
子供もびびっていたし。