2013年4月27日土曜日

ポリープ切除後、病理診断

大腸内視鏡検査とポリープ切除の続き。


検査結果を聞きに行った。
健康診断では便潜血以外でも良く無いところもあり、切除直後、ガンがどうとか言われていた。
結果は三パターンあると想定。


  • 若くしてかなりガンが進行している。健康診断でひっかかった別の箇所は転移した結果である。(最悪のパターン)
  • この間のポリープはガンであったが、切除したため、とりあえずガンではなくなった。(最悪ではないが望ましくは無いパターン)
  • ポリープはガンでは無かった。転移などもありあえない。(望ましいパターン)

ちょっと覚悟して診断を聞いた。


診断の結果、ガンではなかった。
とは言え、一度ポリープがでたということは、また出ると思った方が良いとのこと。便潜血で引っ掛かったら、ちゃんと再検査するように言われた。
あと、家族で大腸癌の人とかいるか聞かれたが、心当たりは無い。だが、母親に聞いたところ「なにいってるの?みな癌で亡くなってるじゃない。」といわれた。なお父親もポリープはとっているとのこと。
遺伝するようだから、子供にもある程度の歳になったら言っておかねば。

2013年4月16日火曜日

大腸内視鏡検査とポリープ切除

健康診断で、便潜血に引っ掛かった。
2年前にも引っ掛かったが痔の所為だろうと思い放置。
だが、二度目ともなると気になる。気が重いが、検査を受ける事とした。
消化器科がある病院を探して予約をとった。


健康診断でもらった紹介状をもって病院へ

事前に調べたので、大腸内視鏡検査というのをされることは知っていた。
その日は、血を抜かれたのと検査前日・当日に行うことの説明を受けた。
前日の食事は決まっているらしく「ダルムスペース リッチⅢ」とかいうのを院内の売店で買うよう指示された。
1575円なり。


検査前日

指示された食事のみをとる。
不味くは無いけど、圧倒的に量が少ない。間食のココア味クッキー(カロリーメイトみたいなの。チョコチップらしきものが入っていた)が入っていたのが、何となく救いになった。
21時に錠剤の下剤を飲む。腹も減っているので即寝た。
検査が終わったら、ジャンクフードでも良いので沢山食べるなどと考えながら。


検査準備

朝のお通じはほんの少し。下剤が効いていないのか? それとも前日の食事が良かったのか。
検査自体は14時からだが、病院へは9時にこいと言われていた。
2時間かけて2リッターの洗腸剤(ニフラックとかいった)をのんで、腸のなかを空っぽにするためとのこと。

検査の準備室?でニフラックをドンと渡される。
「美味しくなくて、気持ち悪くなる人もいるので、はじめはゆっくり飲んで下さい」とか言われる。
実際飲んでみると、なかなか不味い。
2時間かけて2リッター。1時間で1リッター。
大したことが無いように思えるが、なかなか辛い。
特に1リッターを超えたあたりからかなりきつくなる。途中から、椅子に座って飲むのがつらくなり立ち飲み。
飲み終えたのは丁度2時間くらいになった。


「飲んで、歩いて、だす」などと云われていた。
準備室で飲み、院内を散策。便意があれば適当なトイレへ。
ただ、6回目のトイレは確認するので、指定されたトイレへ。
便が淡黄色か透明になりカスがなければ、腸が空っぽになったと判断される。
6回目ではまだ濁っているといわれ、9回目でまた見せるよう指示される。
実際、9回目でOKがでた。その後も何回かトイレへ。計12回はトイレに行った。
その間、考えていたのは、この苦行がすんだらモスバーガーに行くということだ。


検査開始

検査に先立って、血圧をはかり、検査着に着替え、点滴をうつ。
血圧が普通の数字じゃ無かったらしい。看護師さんに「フッ。無理も無いわね」とか言われる。何なんだ一体。
検査着は、お尻に切れ目の入った紙製のパンツと、上着のみ。
看護師さんが、なんだか念入りに、切れ目がある方を後ろだと説明する。前にしちゃった人がいたのかもね。
点滴は、何の為にやるのか少々疑問だったが、あとで解った。


検査室に通される。
ベッドに横になり、内視鏡のモニターのある方(右側)を向くように指示される。
お尻の突き出し方とか微調整される。その後、点滴のところから鎮静剤とかを投入される。「点滴してた意味はこれか」などと思う。
なんとなくボウッとし始める。


いざ、挿入へ。お尻に何か塗られ、挿入される。
検査前の説明とかでは、検査自体は痛く無いとか言われていたが、結構痛い。
挿入されるのは大したことはないが、内視鏡が、奥の方へいくと痛い。
なんとなく便秘気味のときの「出るのかでないのかはっきりして」という時の痛さだ。
大腸は1.5メートルくらいあるらしい。どのくらいの速度で進んでるか解らないが、この痛みが続くのかと苦しむ。
ちょっと痛みでうめき声をだす。そこで先生が気がついたらしく、鎮静剤?を再投入。
さらに姿勢をかえる。上を向いて膝をあげ足を組む。なんだか変なカッコだ。またもとの姿勢へ。
大分前から、痛みと朦朧としていたので、モニターは見ていない。
先生が看護師と色々しゃべっているが良くわからず。
なんとなくポリープがどうのといっている気もする。なにかガシャガシャやっておりバチンとか音がする。
まあポリープとかいうのがあったのだな。切除したのだなというのは解った。
朦朧としながら検査終了。呆然としながら別の部屋のベッドへ。30分休むように言われる。


検査後

30分横になりながら考えたのは「このまま入院とか言われないだろうか」「モスバーガーに行けないのか」ということ。
30分後、看護師さんが起こしにくる。ぼそっと言われる「あなた、今日ご飯たべれないわね。ポリープ切ったから」
モスバーガーの夢破れて少し涙目に。


検査着から着替え、先生の話をきく。
「ポリープとっちゃいました。あはは」みたいなことを言われる。やたらとノリが軽い。いわく。

  • 10mmくらいのポリープがあった。
  • 2mmがとるかどうかのサイズ。
  • 10mmだと通常、なかはガン化している。
  • とっちゃたから多分大丈夫。
  • このあと別の先生に、切り口のところがガンだといわれても、その部分は壊死しているから大丈夫。
  • なんかあった場合でもフォローするから大丈夫。
  • とったポリープは、病理検査する。結果は後日。
あとは、しばらく激しい運動しないようにとか、説明を受けた。
良くわからなかったが、詳しい話は、後日、別な先生から聞けるだろう。
食事は、プリンとかゼリーだけ。でも帰れたのでまあ良しとしよう。