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2013年8月5日月曜日

五観の偈

一つには功の多少を計り来処らいしょを量る
今頂く食べ物がいかに多くの手数を経てきたかを思い、またそれをどのたから頂くのであるかを考えること。
二つには己が徳行の全缺ぜんけつはかってに応ず
互いの道徳行為の上に、過ちや欠点がないかを省みて、この食を頂く。
三つには心を防ぎとがを離るることは貪等とんとうを宗とす
食に対して不平や欲望を起こして心に罪過をつくるのは、貪・瞋・癡の三毒によるものだから、この三毒を離れて頂かなければならない。
四つには正に良薬を事とすることは形枯ぎょうこを療ぜんが為なり
味わいの良否をとわず、良薬として頂くのであるから、食事はただ身を保ちえれば足りる。
五つには成道じょうどうの為の故に今この食を受く
自他ともに人生の最大目的は無上道であるから、そのためにこの食を頂く。

2013年8月4日日曜日

三匙の偈

一口為一切悪いっくいだんいっさいあく
すべての悪を除く為
二口為修一切善にくいしゅいっさいぜん
すべての善を行う為
三口為度諸衆生さんくいどしょしゅうじょう
すべての人を救う為
皆共成仏道かいぐじょうぶつどう
皆共に成仏するために


2012年8月8日水曜日

勝者たれ

勝者と敗者

勝者は、いつも答えを出そうとする。
敗者は、いつも問題点しか出さない。

勝者は、常に計画がある。
敗者は、常に言い訳がある。

勝者は言う、私にやらせて下さい。
敗者は言う、私の仕事ではありません。

勝者は、全ゆる問題に対して、解決策を見つけようとしている。
敗者は、全ゆる解決策に対して、問題点を見つけようとしている。

勝者は、バンカーよりもグリーンが目に入る。
敗者は、グリーンまわりのバンカーばかり目に入る。

勝者は言う、難しいかも知れません、でも自分はやります。
敗者は言う、やれば出来るかも知れません、でも難しすぎます。

勝者は、悲観的に準備して、楽観的に対処する。
敗者は、楽観的に準備して、悲観的に対処する。

勝者たれ。

誰の言葉か知らないが、子供に通わせているイトマン・スイミング・スクールに掲示されていた。
水泳を通じてこんなことを、子供がわかってくれたら。 安い月謝だ。

2012年8月5日日曜日

思考に気をつけなさい…

たまたま知った、マザー・テレサの名言。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

その通りなんだけど、性格までくると正すのは難しいね。


2011年5月19日木曜日

投資家の君主論

君主論 (講談社学術文庫)を読み終えた。


単に幸運に恵まれたため私人から君主になったものは、君主になるにあたってはほとんど労苦を必要としない反面、それを維持するに際しては多くの困難に遭遇する。

似たようなことをいろいろと違う表現でかかれているが、労せずに手に入れたものは長く保ち得ないということらしい。
似たようなことを、投資関連の本で何度か目にしたような気がする。宝くじなんかで手に入れた大金はあっとう間にうしなわれるとか。


確か金持ち父さん貧乏父さんでも本当の金持ちになるために苦労する道を歩むよう諭された話があった。
ほんとうに重要なのは地位や資産ではなくてそれを得ることができる能力だということだろう。


2011年5月14日土曜日

「君主論」から気になった格言

君主論 ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150 (East Press Business)を読んだ。本書はマキアヴェッリの「君主論」より150の言葉を抜き出し格言集としている。

以下のような分類で章を分けている。

  1. 覚悟を決める
  2. 賢くなる
  3. 信頼される
  4. 結果を出す
  5. 権力を守る
  6. 勝者になる

書き出して気がついたが、ジャンル分けではなく意味がある順番だった。


本文については、色々感心した言葉は当然多かったが、以下の3つを覚えておくこととする。


誠実で親切にみえるようにする

マキャヴェリストと人に言われるような人は、この点において失敗しているのではないかと思った。
ひとから優しいといわれるような人の方が時に思い切った残酷さがあるのかもしれない。


滅びないため、あえて戦う道を選ぶ

古代ローマを引き合いに出して補足があった。
先を見据えた場合に時に厳しい道を選ばねばならないということ。
色々な問題をつい先延ばしにしがちな自分だ。肝に銘じておきたい。


すぐれた法とすぐれた軍隊を持つ

組織を運営するには優れた制度さえあれば良いということだろう。
厳しい状況においては良いアイデアが欲しいとか考えがちだ。だが必要なのは地味ながらも優れた制度が必要なのだろう。
古代ローマの軍隊にしても個々の兵士の体格や優秀さよりも軍としての制度が素晴らしいからこそ勝利してきたのだから。


一通り読んでみて、読み易いので入門書とか、別の本格的な「君主論」を読んだ後の復習などに良いのではないだろうかと思った。


2011年2月25日金曜日

遠くをはかる者は富み

遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてや。
故に富有り。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に逢うてまかずして取り
植えずして刈り取りことのみ眼につく。
故に貧窮す。

二宮尊徳のことば。


先を読み勤勉にということなのだろう。


2010年8月18日水曜日

縦此道ぶきようなりとも

(まず)武士は文武二道といひて、二ツの道を嗜事是道なり。(たとい)此道ぶきようなりとも、武士たるものはおのれおのれが分際ほどは、兵の法をがつとむべき事なり。

宮本武蔵の五輪書「地の巻」より


武士をSEとかPGと読み替えて、業務知識とか営業のテクニックとか語学だとかも、まあ技術者であると同時に社会人なのだからたしなんでおこうと。
技術というのは武士で云うところの兵法で、これについては(こころざした道であっても)そんなに出来なくともとにかくは日々鍛錬は行うべきあると。
そんな風にとらえた。


一昔前はプログラマー30歳定年説だとか、いまでは35歳定年説だとか目につくが、定年だろうとなんだろうと10年以上やってきた事だ。
べつに営業も管理業務もまったく出来ない訳ではないが、なにが出来るかといわれればプログラム組めます、ソフト作れますが根っこにある。
ちがう事も興味が無い訳ではない、ただどうにか人の約に立てる事と云ったらSEとかPGとしての技術だ。



五輪書―サムライたちへ
実際に手に取ってみると、本として良く出来たものに感じる。
五輪書の本というより、デザインの良い品として捉えている。

2010年8月10日火曜日

成功するまで続ける事と「チーズはどこへ消えた」

最近有った出来事から色々と考える事があり、ふと何年かぶりに本棚にささっていたチーズはどこへ消えた?を開いてみる。

チーズがないままでいるより迷路にで探した方が安全だ

一方、こういった言葉もある。

ある人物が言った「成功する秘訣を教えてください」
松下幸之助はこう答えた「成功するまで続けたからです」

松下幸之助の名言(ウェブ石碑)


全くべつの話で矛盾を感じずに受け取れる時もあれば、相反する様に思うときもある。


相反する時として、例えば、今行っている事業に対して、先細りと感じているし、色々と手を打ったがもはや限界と思う時に、心機一転ちがう事業を始めるべきか、それともまだ打っていない手が有るはずと知恵の汗をかくべきか。


いまは、チーズが消えた迷路をうろうろし時間を無駄にしているのか?
それとも成功するまで続けている途中なのか?


2010年6月5日土曜日

登竜門の掛け軸

登竜門。こいのぼりとか鯉の掛け軸に関わる話。


河中得上竜門去
不嘆江湖歳月深

河中上を得て竜門を去る
嘆くなかれ、江湖歳月の深きを

明智左馬助の恋では、以下のように明智光秀が解釈している。


今は仮令鯉の身に過ぎずとも、刻苦勉励すれば、いつかは竜神が雲とともに舞い降りてきて、天に引き上げてくれる。そして、ついには鯉でも竜に変身できる

「鯉の滝登り」は誤りで、竜が天に引き上げてくれると云う話らしい。滝は関係ない様だ。


明智左馬助の恋
他ではなかった視点で、織田信長と明智光秀の関係を描いている。
同じ様な題材の小説は多いが、この作品も楽しんで読める。

2010年5月13日木曜日

「百煉成鋼」と「逆境は人を育てる」

百煉鋼を成す、というではありませんか。苦難は人を磨きあげるのです。
風は山河より〈第4巻〉 (新潮文庫)より。

「逆境は人を育てる」とよく云っていた知人を思い出した。
「残業なんて自分の時間が無くなるから嫌なんですよね」なんて云っていたが、責任感と職場環境がそうさせたのか、あり得ないくらいの時間働いていた。

思うに、「いつも帰りは終電間際、休日も出勤する」なんていう無理が利くのは、独身で20代くらいの間だろう。
家庭を持ったらすべきではないと思う。
残業しないから楽かというと、それも違う。違う形で苦難もある。

ともあれ、その知人の凄いところは、「あの時こうしてれば」なんて後悔したりせず、「逆境は人を育てる」と自分に言い聞かせて、前向き苦難を乗り切ったところだ。
風の便りに、今はそれなりに良い環境にあると聞く。
百煉鋼を成したのだろう。

風は山河より〈第4巻〉 (新潮文庫)
宮城谷昌光氏の作品は、色々と味わい深い。くり返し読むのに向いている。春秋戦国時代の話もまた書いてくれればと思う。


2010年5月9日日曜日

能く微を守らば、すなわちその生を保たん

能く微を守らば、すなわちその生を保たん」は、三略にある言葉。

宮城谷昌光氏の風は山河より〈第1巻〉 (新潮文庫)には、
微とは、かすかなこと、みえにくいもの、をいい、それを大切にするのは心であり、微を守るには城郭は要らない、…
とあり、続けて
むしろ細事を丹念に積み重ねた上に大志を置くべきであろう。今日を虚しく生きていながら、明日の飛躍を夢見ても、どうにもなるものではない。
とある。

「これが出来たら大ヒットで大儲けできる」とか「この博打が当たればどうにか出来る」とか、そんな事ばかりの人がいる。
少しづつの積み重ねを軽視している人は、能く覚えて欲しい言葉だ。



2010年4月28日水曜日

怒りは無謀を以て始まり、後悔を以て終わる

古代ギリシャの哲学者・数学者ピタゴラスのことば

激しやすい性格だ。歳を重ねる毎に酷くなってきているように思える。
お酒を飲むとさらに酷くなる。
暴力を振るうような事は一切無いが、かわりに暴言を吐く。
感情的になっていることを楽しんでいる。

良くない傾向で、大概後に後悔している。
怒りは無謀を以て始まり、後悔を以て終わる
この格言通りだ。


まずは、このあたりから学んでみるのも良いと検討中。
月読寺住職プロフィール(小池 龍之介)

2010年4月3日土曜日

算多きは勝ち、算少なきは勝たず

孫氏の兵法。中国春秋時代の兵法家である孫武が記したとされる。


算多きは勝ち、算少なきは勝たず。

「勝算が多い方が勝ち、少ない方が負ける」ということ。


なんだ当たり前じゃないかと思うが、実際に勝算があるか計算して物事に取り組めるかどうか。常に計算高く考えている人はそういないと思う。


計画出来る物事であれば、計画を立てる。特に事業については、当然だ。
事業計画も立てずに取り組んでれば、すなわち赤字にもなろうというもの。



東周英雄伝
孫武・孫臏も登場する漫画。面白い作品だったが人気が無いらしい。絶版だったら貴重な本だ。