2010年9月28日火曜日

サステナブル・ディベロップメンという言葉の危うさ

サステナブル・ディベロップメント:Sustainable Development(持続可能な開発)。自然環境に関する言葉。
環境に悪影響を及ぼさずに経済活動をしようということらしい。そのようにあるべきだと思う。


ただ、こういった言葉にのって山や海に行き、結果として環境破壊をしている様なことにならないだろうか。
今まで自然に関係した事業をしていなかった企業が、エコだとか自然と触れ合うとかいって半端知識でやっぱり経済活動だけしたりはしていないだろうか。


アウトドアとかと言って釣りだとか山登りとか行くは良いけど、ゴミを捨てたり喰いもしない魚を殺したりしていた人がいた。
ペットブームでにわか動物好きになったは良いが、数年後には飽きて捨てたりする人の話も聞いた。
同じ様なことを、企業活動としてする様なことにはならないだろうか。


この間までたばこを道に捨てたりしていた様な人が、エアコンをがんがん使う様な人が、今になって自然環境を守るとか言い出しても信用出来ない。


サステナビリティだかサステナブル・ディベロップメントとかと言って、いきなり山や海に向かうのではなく、まず自分の生活しているところから活動して欲しい。
出来ないのであれば、自然をだしにした金もうけに他ならず、結果として環境を破壊することになると思う。


別に何かを否定する訳ではない。
けれども、言葉ばかり広がると、流行り物好きというか深く考えない人がろくでもないことを始める、そんな切っ掛けになったりしないかなと、少し不安に思う。


2010年9月27日月曜日

親の脛かじりのペルセウス - タイタンの戦い

タイタンの戦い」を観た。
題材から期待していたよりも淡々と話が進む。
主人公のペルセウスも強いのか弱いのか。
強弱でなく人間性というのならむしろ普通の人たちの方が立派な気がする。
親の七光りでどうこうと云われペルセウスが憤然とするシーンがあるが、最終的にはパパであるゼウスの力を借りて危機を乗り越えている。
ゴッド・オブ・ウォーのクレイトスみたいに血みどろの親子喧嘩もどうかと思うが、たいがいパパに何とかしてもらえるのもなんか嫌だ。
まわりの人は頑張っても死んでいる訳だし。


親が立派で、本人は親の脛かじらずに頑張っているつもりの人。
親に頼ればとか言うと怒りだす。
でも、いざとなったら親に頼ってなんとかする。
実際にそういう人を結構見た。
「(親の)コネがないからってひがむなよ」とか言われたこともあったな。
映画としてどうというより、不愉快な昔の記憶がよみがえってくる話だった。



2010年9月26日日曜日

クレームつけたもの勝ち

たまにゆくショッピングモールに、昼時はいつも行列ができているビュッフェ形式のレストランがある。
あれだけ人気なのだから美味しいのだろう。いずれは入ってみようと思っていた。
たまたま今日はいつもよりは待っている人が少ないと思い並んでみた。


入り口にある紙に名前と人数を書いて待つ。
店の前にある待つスペースには、おおよそ以下の様なことが書いてある。
「呼び出された時に不在の場合はキャンセルされたものとして扱います」
こんなこと書いてあるのは珍しいが、判らなくはない。


待っていると店の前が少しざわついて来た。
子供連れの女性二組が来て店員に何かを訴えているらしい。


少し離れていたので聞き取れなかったが、おおよそこんなやり取りだった様だ。
「随分前に名前を書いて別のところにいたの。そろそろ入れる様になった?」
「お名前を呼んだ時におられなかったの場合はキャンセル扱いになります。お入りになるのでしたらまたお待ちください」
「それは納得出来ない。店長呼んで」
やり取りの間、店員はひたすら丁寧に客の女性は腰に手をあてて居丈高に話していた。


少々時間が掛かったが、結局は店員が折れて店長を呼んだらしい。
店長はとっとと折れてクレームをつけていた客を優先して案内した。
そんなことになるとは予想していたが、その場を離れず待っていたこっちとしてはなかなか不愉快だった。
それが通るのならば時間を掛けて待つ意味はない。


店長の対応としては、仕方が無かったとは思う。
だが正しいのは始めに対応した店員の方だ。店長がとっとと折れてしまってはクレームに耐えた店員はやる気も失せただろう。


客としても長々と待たされ、クレームを付けた人に順番を割り込まれた様な物だ。
別に店が悪い訳ではないが、味とか値段とかで評価する前にもう一度入ろうとは思えない店となった。
クレーマーというのは相手にしなくても不愉快なものだ。


2010年9月25日土曜日

最良執行方針とは

「上場有価証券等書面および最良執行方針等の説明書」というのが届いた。


最良執行方針とは…

金融商品取引法第40条の2第1項の規定に従い、お客さまにとって最良の取引の条件で執行するための方針及び方法を定めたものです。

差証券会社は、最良執行義務というのが課されており、価格以外でもコストやスピードなど総合的に最良なものでサービスを提供しなければいけない様だ。
その最良執行義務とは何かというと、調べた限りでは法律上に具体的に定められている物ではない様だ。
一般的な定義としては下記になるとのこと。


「開示されている気配・取引情報に基づき、価格、コスト、スピード、執行可能性といった条件を勘案しつつ、顧客にとって最良の条件で執行する義務」

証券会社から見て最良な条件を提示して、利用者は自分にとって最良なサービスを提供している証券会社を選べということだろう。



2010年9月24日金曜日

オルドヌングとかフェアヴィルング - V フォー・ヴェンデッタより

V フォー・ヴェンデッタ (SHOPRO WORLD COMICS)
を久々に手に取った。


いや、これは単なる騒乱だ。
アナーキーとは指導者がいないことであって、無秩序ではない。
アナーキーとはオルドヌング、自発的秩序の状態だ。
ただ、その前にフェアヴィルングという狂乱と無秩序の状態を経る。
これはアナーキーじゃない…
カオスだ。

オルドヌング(ordnung)とかフェアヴィルング(verwirrung)とかはドイツ語だ。
ドイツ語の辞書が無ければ、Googleの翻訳で意味を調べられることを知った。


2010年9月23日木曜日

フォーリ・イ・バールバリ - 神の代理人より

ローマ人の物語〈40〉キリストの勝利〈下〉 (新潮文庫)を読み終えたが、まだ塩野 七生の作品を読みたいと思い神の代理人 (中公文庫)を読んでいる。

まず、砲丸が落ちてくるかどうかを見る。安全な場所に移るのはその時だわ、馬鹿奴!

野蛮人は外へ!野蛮人は外へ!(フォーリ・イ・バールバリ!フォーリ・イ・バールバリ!)

これはジュリオ二世の言葉の様だ。創作でなければつい面白い発言をしてしまう情熱的な人だったのだろう。


作中、決断力と勇気だけはあると書かれている。なんだかんだと運も強く、理想も持っている。
教養も法王になるくらいなので人並みはずれていたのではないだろうか。だが。


歴史家グイッチャルディーニは、当時苦い悲しみをこめて、ジュリオ二世の政治を、こう批評した。「致命的な同盟。致命的な武器」

一体何が足りなかったのか。


2010年9月22日水曜日

間違って覚えていた日本語 - 「伝える本。」より

伝える本。―受け手を動かす言葉の技術。を読み始めた。


間違って使っている言葉について記してあった。自分も1つを除いて間違っていた。
2008年3月に文化庁により実施された「国語に関する世論調査」がもとだという。そんな調査もしているのか。お役所の仕事は色々だ。


「憮然」を「失望してぼんやりとしている様子」という正解が17.7%

「静かに腹をたてている」そんなニュアンスで捉えていた。小説とかでの使い方もこの意図で使っている様な気もする。
「呆然」とに近いのかな。ただ「失望して」という違いがある。


「檄を飛ばす」を「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求める」と正しく理解していた人が19.3%

「喝をいれる」ような意味合いかと思っていた。
ただ「各地に檄を飛ばす」といった使い方を考えると正しい意味が納得出来る。


「煮詰まる」を(中略)「議論や意見が出尽くして結論の出る状態になる」という正しい理解をしていた人が56.7%

正しく理解していたが、間違った使い方をついしそうだ。


よく丁寧に書こうとしてか自分に敬語を使う様な文章を書いている人がいる。
それとなく指摘したりもして来た。そんな自分が結構日本語を間違っている。さらには間違っている方が相手にも伝わりそうだ。


正しい言葉を使いたければ、なるべく辞書を引いた方が良さそうだ。
例えばニュアンスって言葉がフランス語だとも初めて知ったし、普段の使い方もあまり正しく無さそうだ。