ある事象がまぐれかどうかはp値がどのくらいであるかをはかる。
例えば、コイン投げで連続して5回同じ側を出す確率は
50%×50%×50%×50%×50%で3.125%
つまりp値は3.125%
医学や心理学の試験などでは5%を基準としているらしいので、
これを下回れればまぐれではないと見なせる。
軽妙な文で、これまでややこしいと思っていた確率・統計の理論を教えてくれる。身近な題材をつかって確率の観点から見るとどうなのか例を上げてくれる。
確率・統計に興味はあるが、ややこしい理論だけの説明はちょっと…という自分のような人には最適な入門書だろう。
最終章の「今や確率の寒天のエキスパートになったあなたに、いよいよ最終試験を受けていただこう。」からはじまる問題も笑えた。
他に
- 大数の法則
- ナッシュ均衡
- 線形回帰分析
- 効用関数
- ポアソン・クラッピング
- モンティ・ホール問題 (条件付き確率論)
- モンテカルロ・サンプリング
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