池上彰の新聞勉強術 (文春文庫)より。「ナリチュー」は「今後の成り行きが注目される」からきた言葉。(新聞)記者仲間ではバカにされる表現らしい。
ほかにも「いずれにしても」も良く無い表現のようだ。これは、それまで何を書いていても「いずれにしても」と話をまとめることができる便利な言葉なので、記事としては「どうでも良い」とみなせるらしい。
ほかにも、記事は下のような構成になっているとか
- 見出し
- リード
- 本文
- 用語解説
- コラム
新聞の上に書かれている版数は、遅い方が東京都区部に配られていて、特ダネはそっちにのるとか、新聞にかかわるコネタが満載だった。
新聞切り抜きのテクニックや、新聞は記事を比較出来るから複数とったほうが良いとか、たしかにその通りだとは思うが、自分的にはどうでもよいいまは手を出しにくい勉強法も書いてあった。
新聞をとっているなら知っていて損は無いことが書かれているので、いずれにしても、良書だと思う。