2012年9月27日木曜日

「ナリチュー」

池上彰の新聞勉強術 (文春文庫)より。「ナリチュー」は「今後の成り行きが注目される」からきた言葉。(新聞)記者仲間ではバカにされる表現らしい。
ほかにも「いずれにしても」も良く無い表現のようだ。これは、それまで何を書いていても「いずれにしても」と話をまとめることができる便利な言葉なので、記事としては「どうでも良い」とみなせるらしい。


ほかにも、記事は下のような構成になっているとか

  • 見出し
  • リード
  • 本文
  • 用語解説
  • コラム

新聞の上に書かれている版数は、遅い方が東京都区部に配られていて、特ダネはそっちにのるとか、新聞にかかわるコネタが満載だった。


新聞切り抜きのテクニックや、新聞は記事を比較出来るから複数とったほうが良いとか、たしかにその通りだとは思うが、自分的にはどうでもよいいまは手を出しにくい勉強法も書いてあった。


新聞をとっているなら知っていて損は無いことが書かれているので、いずれにしても、良書だと思う。


2012年9月26日水曜日

Excel「F2」のNumbers'09 版

Mac版のExcelよりも、Numbersを主に使っている。
レイアウトの自由度とか、Excelよりも良い点は多いのだけれど、長年使用しているのはExcel。
なので、Excelと違うと少しもどかしいところがある。


代表的なところでは、セルを選択し F2 で編集開始。
Numbersでも同じようなことがしたい。
調べてみるとMac版のExcelでは control + u らしい。
では、Numbersでは…。ヘルプでしらべると option + return であった。


ささいなことだが、知っていると作業の効率が上がる。

2012年9月24日月曜日

運用とは『運』を『用いる』こと

ストラテジストにさよならを (ゲーテビジネス新書) より。

昔、運用会社で駆け出しのファンド・マネージャーをしていた時代、相場の師匠から図6を見せられた筆者は思わず叫んだ。「なんだ、結局、運頼みなのですか?!」と。師いわく「それは違う。最先端の投資理論などを徹底的に研究しサイエンスを突き詰める。その上で科学では捉えきれない相場の『あや』や機微も含んだ相場観、アートの部分を磨く努力も怠らない。そういう研鑽を一生懸命つまないと『相場の神様』が運を使わせてくれないんだよ。
運用とは『運』を『用いる』ことだからね」。

印象にのこる言葉だ。
運用といえば自分の場合はシステムの運用を指すが、おなじく最終的には運頼みといえなくもない。
なお図6には、運を頂点としたアート・サイエンスからなるピラミッドが書かれていた。これが投資での成功に必要なものとのこと。


本の内容については、自分的には、これまで読んだ投資関連の入門書の集大成の様に思えた。
なぜ長期投資が良いのか?時間分散でリスクは減るのか?などについて書かれており、いままでは、何んとなく無条件に信じていたが、戦略があってこその長期投資だということを認識を改めることができた。
またROE・PER・PBRについて結構ページを割いて書かれている。
おかげで、これまでは、今現在の評価をあらわすものと捉えていたのだが、これによって将来価値を予測するものと覚えた。
いろいろと自分のニーズあっている感があり、薄い割には確りした内容のある本に思えた。


最近、日経に「日経平均VI先物」が革新的な金融商品だと英国の金融誌で評価されたとか記事があったが、この本でもVIX短期先物指標ETF(1552)について触れていた。
高等テクニックとことわりをいれて、具体的に使い方が書かれている。
いい加減な理解だが、下がり局面で短期的に持つと良いようだ。売るタイミングを厳しく見なくとも利益は出せるようだ。これも少し勉強してみよう。


2012年9月11日火曜日

こどもの国のトイレはキレイだった


「定休日にきちまったか」と思うほど空いていた。

入ってしばらくするまで、しょうもないところに来たかと思ったが、最終的にこどもは結構楽しんでた。

110M滑り台をはじめとしたその辺にはない各種遊具、牧場。
残念ながら9月2日で終わったそうだが広いプールもあって、もう少し早くくればもっと楽しめたかも。

あと嬉しかったのは、トイレがとても綺麗だったこと。ふつう屋外のトイレは行くのも行かせるのも躊躇するくらい汚く臭いものだが、入場前のトイレからとても綺麗だった。

ほんのすこしだけ残念だったのが、しかたが無いのだけれど、虫が結構いたこと。蜂(らしきもの)がいたのは怖かった。あと森ももう少し手を入れれば(C・W・ニコルさん的な意味で)…とも思った。

全体的には「こどもの国線」のかわいらしい電車もふくめ良い施設でした。
こどもの国

2012年9月9日日曜日

茨城県自然博物館の受付

意外なほど、内容は充実している。内容は違えど江戸東京博物館よりも頑張っているかも。(江戸東京博物館もわるくないが)

屋内施設は、上野の国立科学博物館にはさずがに負けるが、かわりに広い屋外があるので子供を遊ばせるには良さそう。

地方で公共でというと、受付はおじさん・おばさんが一人といったイメージだが、妙齢の女性が4人くらいで丁寧に受付してくれていたのも感じがよかった。

休みだったせいか、大宮・八王子・多摩ナンバーの車が多かった。あんな茨城のはずれの施設が以外に有名なのかしら。


ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

2012年9月6日木曜日

カラーユニバーサルデザインを

多少なりともWebサイトのデザインなどにかかわっていると、聞いたことがあるはずなのがユニバーサルデザイン。
ツールなどで適応度などをチェックし適応していれば悦に入ったりする。じゃあ具体的にはというと良くわかっていない。
まずは色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザイン最前線を読んで カラーユニバーサルデザイン(CUD)というところから理解をこころみてみる。


色覚に難?がある人を、昔は色盲といっていたように記憶していたが、色弱といった方が良いようだ。
これは治療できるものではないそうだ。例えれば、背の高いとか低いとかと同じもの。正確には障害ではないらしい。
たしかに、人がどのようにものを見ているかなど解り様がないので…とはおもうが。


ただ、色でものを区別させたりするデザインが豊富にあるので、不便ではあるようだ。
カレンダーの祝日を見落としやすい。地下鉄の路線図が見難い。コピー機の使用可能と待機中のランプが区別し難いなど。
だがCUDに気をくばれば少しの工夫で大分改善できる。


著者が敬愛するリチャード・バックミンスター・フラー(宇宙船地球号のひと)の精神で、つぎ何かデザインするときはもう少し気配りしてみよう。


以下参考までに


色覚型について

C(Common)型
一般色覚。
P(Protanope)型
赤方向の光を強く感じるL錐体が存在しないか、機能しない。
D(Dueteranope)型
緑方向のM錐体が存在しないか、機能しない。

上記が代表的なもの。ほかにもT型・A型がある。かつてはP型・D型をあわせて赤緑色盲と呼ばれていた。
P型・D型も見え方に余り違いはなさそう。日本にはおよそ320万人の色弱者がおり、男性20人に1人の割合。自分では言わないだけで身近なところにいるかも。


視細胞について

桿体(暗視)
微弱な光を感知する
赤錐体(L錐体)
赤を強く感じる
青錐体(S錐体)
青を強く感じる
緑錐体(M錐体)
緑を強く感じる