2010年9月30日木曜日

平方根の法則(ルートn法則)は

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)に書いてあった平方根の法則(ルートn法則)について。


平均から離れて、このような例外的なふるまいをする粒子の頻度は、平方根の法則(ルートn法則)と呼ばれるものにしたがう。つまり、百個の粒子があれば、そのうちおよそルート100、すなわち十個程度の粒子は、平均から外れたふるまいをしていることが見出される。これは純粋に統計学から導かれることである。

統計学上の法則ということで色々なことに適用できるのだろうか?
例えば4人のメンバーと協力してあたるプロジェクトで、平均をどこにおくかは兎も角とメンバーはリーダーの指示に従うのが一般的とする。4のルートだから2、つまり半数のメンバーは平均からはずれた振る舞いをする。
この場合は規模が大きくなれば安定したプロジェクトになる。
どうだろうか?


小規模のプロジェクトでメンバーの統制に失敗した時のいい訳としてこの法則を使えないか、と読みながら考えた。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
読み直してみてもやっぱり面白い。
趣味の合わないジャンルの小説を読むよりずっと楽しく読み進めれる。


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