2012年9月6日木曜日

カラーユニバーサルデザインを

多少なりともWebサイトのデザインなどにかかわっていると、聞いたことがあるはずなのがユニバーサルデザイン。
ツールなどで適応度などをチェックし適応していれば悦に入ったりする。じゃあ具体的にはというと良くわかっていない。
まずは色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザイン最前線を読んで カラーユニバーサルデザイン(CUD)というところから理解をこころみてみる。


色覚に難?がある人を、昔は色盲といっていたように記憶していたが、色弱といった方が良いようだ。
これは治療できるものではないそうだ。例えれば、背の高いとか低いとかと同じもの。正確には障害ではないらしい。
たしかに、人がどのようにものを見ているかなど解り様がないので…とはおもうが。


ただ、色でものを区別させたりするデザインが豊富にあるので、不便ではあるようだ。
カレンダーの祝日を見落としやすい。地下鉄の路線図が見難い。コピー機の使用可能と待機中のランプが区別し難いなど。
だがCUDに気をくばれば少しの工夫で大分改善できる。


著者が敬愛するリチャード・バックミンスター・フラー(宇宙船地球号のひと)の精神で、つぎ何かデザインするときはもう少し気配りしてみよう。


以下参考までに


色覚型について

C(Common)型
一般色覚。
P(Protanope)型
赤方向の光を強く感じるL錐体が存在しないか、機能しない。
D(Dueteranope)型
緑方向のM錐体が存在しないか、機能しない。

上記が代表的なもの。ほかにもT型・A型がある。かつてはP型・D型をあわせて赤緑色盲と呼ばれていた。
P型・D型も見え方に余り違いはなさそう。日本にはおよそ320万人の色弱者がおり、男性20人に1人の割合。自分では言わないだけで身近なところにいるかも。


視細胞について

桿体(暗視)
微弱な光を感知する
赤錐体(L錐体)
赤を強く感じる
青錐体(S錐体)
青を強く感じる
緑錐体(M錐体)
緑を強く感じる

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