君主論 (講談社学術文庫)を読み終えた。
単に幸運に恵まれたため私人から君主になったものは、君主になるにあたってはほとんど労苦を必要としない反面、それを維持するに際しては多くの困難に遭遇する。
似たようなことをいろいろと違う表現でかかれているが、労せずに手に入れたものは長く保ち得ないということらしい。
似たようなことを、投資関連の本で何度か目にしたような気がする。宝くじなんかで手に入れた大金はあっとう間にうしなわれるとか。
確か金持ち父さん貧乏父さんでも本当の金持ちになるために苦労する道を歩むよう諭された話があった。
ほんとうに重要なのは地位や資産ではなくてそれを得ることができる能力だということだろう。
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