2010年3月28日日曜日

アブラハム・マズローの欲求段階ピラミッド

心理学者アブラハム・マズロー欲求段階ピラミッドについて。
1億人を動かす技術に書かれており、今日の日経新聞の「私の履歴書」(ユニ・チャーム会長 高原慶一朗氏)にも記されていた。年配の方だったら常識として知っている話なのだろうか。

欲望のルール
  1. 生理的欲求 - 生きてゆく上での根源的欲求
  2. 安全の欲求 - 身の危険を感じない環境の欲求
  3. 親和の欲求(所属と愛の欲求) - 人と関わりたい集団帰属の欲求
  4. 自我の欲求 - 集団から価値ある存在と認められたい
  5. 自己実現の欲求 - 自己の能力を発揮し、創造的活動をしたいという欲求

幼い子供を見ていると、生理的欲求安全の欲求が人が根源的に求める欲求だというのが良くわかる。
赤ん坊が泣く理由がこのあたりだ。
ある程度、口がきけるようになると親和の欲求が現れてくるように思える。

社会人に当てはめてると、生理的欲求安全の欲求は生活出来る給与がもらえるだとか解雇されないとか。親和の欲求は、会社へ帰属意識と忠誠だろう。
起業するなどして退職する人などは、自我の欲求は会社からではなく社会から認められたいと考えるひとで、さらに自己実現の欲求が強い人なのだろう。

会社を退職する理由として生理的欲求安全の欲求が満たされないからと云われたら、辛いところだろう。

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