2010年4月9日金曜日

『考え・書き・話す「3つ」の魔法』を読んで

考え・書き・話す3つの魔法』を読んだ。
著者の野口 吉昭氏はHRインスティテュートの代表取締役。
判りやすい文章を書けるというのも優秀なコンサルタントの能力の一端なのだろう。

良かったと思った点として
  1. シンプルで実践しやすそう
  2. 事例が豊富
  3. イラスト・図表が分かりやすい

ビジネス書を読んでいて、読んだその時は「素晴らしい。為になったと感心する事は多い。
だが、そこ迄の力が無いのか、書いてある事を実践する事が少ない。この本の場合は、「3つ」で文章を組み立てるとか、取り合えず、実践しやすい様に思えた。
「3つ」を使っている事例は雑学としても楽しめた。
所々に入っているイラストは可愛らしく、図表としても頭に入れやすい。

どんな事例が面白かったか

吉野家も魔法の「3つ」を使っている
吉野家に限らずCoCo壱番屋の話もなど企業で「3つ」を使っている例が多いのに感心した。
立派な企業は、企業理念を3つの言葉で表現していることは多いようだ。

「守・破・離」にみる奥深いナゾ
  1. 「守」:ひたすら師の教えを守り、くり返す段階
  2. 「破」:概念を破って、独創性を養う段階
  3. 「離」:自在の境地に至り、師のもとを離れる段階
聞きかじったことはあったが、改めて意味を知った。
ほか、猪鹿蝶についても、なぜ蝶が入っているか?の説明も勉強になった。
守破離猪鹿蝶松竹梅フレームワークであると知った。
曼荼羅までも「曼荼羅マトリックス」としてフレームワークだった。

イチローの「夢がかなう」作文力
成功する人は、小学生のときの作文から既に何かが違うのかもしれない。

まず文章で活用する事する。
習慣にしたい。意識していればその内うまく表現出来る様になるだろう。

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