2010年4月26日月曜日

COBITとは -概要とCOBITキューブまで-

COBIT(Control Objectives for Information and related Technology)とは、企業においてITを的確にコントロールするためのガバナンス・モデル。

企業ガバナンスのフレームワークCOSO(Committe Of Sponsoring of the Treadway Commision)をITに適用する為に落とし込まれたITガバナンスのフレームワーク。
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)やISO27000、ISO9000が実務レベルの詳細を表すとして全体をカバーするのがCOBIT。
つまり、COSO > COBIT > ITIL, ISO27000, ISO9000。

COBITキューブ

基本原則をCOBITキューブという図によって表現している。
キューブは以下の面で構成されている。
  • ビジネス要件
  • ITプロセス
  • IT資源
IT資源ITプロセスで管理することによりビジネス要件に対応したIT目標が達成される」ことを表している。

ビジネス要件
  • 機密性
  • 効率性
  • 有効性
  • インテグリティ(integrity: 完全な状態, 無欠(性))
  • 可用性
  • コンプライアンス(compliance: 法令遵守)
  • 信頼性

ITプロセス
  • ドメイン(domain: 事業領域)
  • プロセス(process: 過程)
  • アクティビティ(activity: 活動)

IT資源
  • 要員
  • 情報
  • インフラストラクチャ(infrastructure: 基礎構造,基幹)
  • アプリケーション(application: 適用, 実用化)

COBIT - Wikipedia
日本ITガバナンス協会 - ITGI Japan


ここまで勉強してみたが、何の事やらだ。実務担当はITILをしっかり理解してからという事か。

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