2010年4月20日火曜日

ヒューリスティック評価法から…

18日の試験で出た問題について、幾つか勉強不足を感じた点があった。
以下の問題について、言葉を正しく理解出来ていなかった事を実感した。
平成22度 春期 高度共通 午前Ⅰ
問9 一般的に専門家が、様々なユーザインターフェース設計によく当てはまる経験則を基にして、インターフェースを評価する方法はどれか。
  1. 回顧法
  2. 思考発話法
  3. 認知的ウォークスルー法
  4. ヒューリスティック評価法
正解は、エのヒューリスティック評価法である。


まずヒューリスティックの意味がわかっていなかった。
Wikipediaによると、ヒューリスティック(heuristic:英)とは
必ず正しい答えが導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることが出来る方法。
(中略)
心理学では人間の思考方法を指して使われる。
(中略)
心理学では、ヒューリスティックは、(中略)…暗黙のうちに用いている簡便な解法や法則のことを指す。
なお直訳は「発見的」とのこと。

ユーザビリティ評価手法:U-Siteによると
ヒューリスティックとは「経験則」という意味です。ユーザビリティエンジニアやユーザインターフェースデザイナが、既知の経験則に照らし合わせてインターフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法です。

さらに、Wikipediaの構造化ヒューリスティック評価法でも
ヤコブ・ニールセンによって考案されたヒューリスティック評価法は、ユーザビリティの専門家がその経験と直感的洞察にもとづいて、インタフェースの問題点を摘出する方法であり、…

つまり、経験で評価するという事か。

見積もりの手法では、KKD =「勘と経験と度胸」(または「勘と経験と根性」でKKK)はあまりよろしくない様に聞く。UIの評価では悪くないという事か。見積もりの手法を聞かれる事があったら「ヒューリスティックで」と答えてみる事にする。

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