2010年6月5日土曜日

登竜門の掛け軸

登竜門。こいのぼりとか鯉の掛け軸に関わる話。


河中得上竜門去
不嘆江湖歳月深

河中上を得て竜門を去る
嘆くなかれ、江湖歳月の深きを

明智左馬助の恋では、以下のように明智光秀が解釈している。


今は仮令鯉の身に過ぎずとも、刻苦勉励すれば、いつかは竜神が雲とともに舞い降りてきて、天に引き上げてくれる。そして、ついには鯉でも竜に変身できる

「鯉の滝登り」は誤りで、竜が天に引き上げてくれると云う話らしい。滝は関係ない様だ。


明智左馬助の恋
他ではなかった視点で、織田信長と明智光秀の関係を描いている。
同じ様な題材の小説は多いが、この作品も楽しんで読める。

0 件のコメント:

コメントを投稿