2010年10月1日金曜日

7S分析の7つの要素

7S分析とは、マッキンゼー社が組織分析評価のフレームワークとして提唱した手法。
7つの主要組織要素という視点から、組織が有機的に整合性を持って戦略を実行出来る体制になっているかを評価分析する。
以下が7つの主要組織要素。


戦略(Strategy)
経営目標を達成する為の構想・計画・資源配分に関する方針。
組織(Structure)
組織の連携、意思決定から実行までの流れ(どのように組織内で引き継がれ、実行されているか)。
社内システム(System)
戦略構想・アクションプランを着実に効率よく遂行する為のプロセス。基幹システムなど。
人材(Staff)
人材の力量・属性・チーム力。
スキル(Skill)
戦略実行に当たっての組織としてのスキルの確保・強化の方針。
経営スタイル(Style)
経営の様式や風土、経営トップの経営哲学や行動パターン。
価値観(Shared Value)
組織で共有されている”大事にすることやモノ”、組織の存在基盤や経営の信念。

戦略・組織・社内システムがハードの組織要素といい、人材・スキル・経営スタイル・価値観がソフトの組織要素という。
7つの組織要素がそれぞれ最適化され、上手く連携し機能しているか評価する。



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随分前に何故か買った。いずれ読もうと思い本棚にさしたまま、半年くらいが経過した。
今になり一通り読んだが、為になることが沢山書いてある。


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