2010年10月18日月曜日

ボーナスなんて…いらないか?

会社に勤めてこのかたボーナスというものをまともに貰った事がない。
ただ、一度だけそういった名目で小遣いのようなものを受け取った事がある。
その時は、封筒に入れてあり手渡しされた。額は一般的にいうとこで数ヶ月分とかで表現するなら0.2ヶ月分位だったか。


そういった会社なので、月額の給与は他所より多めにしている(そんな事は決してない)とか、日本の会社のボーナスというのは本来でいうところのボーナスではないとか、そんな話を聞き続けてきた。
そうやって10年以上過ごしてきたので、ボーナスという制度は無駄、ボーナスなんていらない。


そんな風に考えていた時期が俺にもありました。


ただもう、こう会社の業績が悪くなるとどうか。
人事評価とかをふまえ考えてみる。


ボーナスがない会社の評価のあり方というと、業績が良いときなら

会社の業績Up → 従業員の給与Up

業績が悪いときなら

会社の業績Down → 従業員の給与Down

となる。
従業員が会社の業績に責任を持つ。頑張ればそのまま返ってくる。
わかり易いし従業員思いにも思える。悪く無い。


だが、実際問題としてそう給与は上げれない。そう簡単に給与を下げれないからだ。
たまたま業績が良かったからといって給与を上げてしまうと。その後に業績が悪くなったとき給与の支払いがつらい。
じゃあ給与を下げようと思っても、給与を1割下げるだけでも会社都合で退職できる位だ。簡単には下げれない。


それに、業績に連動する給与は、良い時のモチベーションアップには良いが、悪い時にはどうか。
業績が悪い時に人一倍頑張って会社を支えても、給与は下がるばかり。
なんだかお調子者ばかり得して、縁の下の力持ちは損をするようだ。


そういった事態を避ける為に業績と評価を反映するところを分ける。

会社の業績 → 賞与
個人の評価 → 給与

正しいかどうか知らないが、賞与というシステムをこういった風に理解した。


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