2010年5月18日火曜日

ソフトウェア開発要員についての契約形態

客先に常駐してソフトウェア開発を行う場合の契約形態について。


外注を沢山使っているところでは、どの人がどの契約形態かは判らない。
派遣でも請負でもSESでも同じように直接命令してくると思う。


「派遣しか受け入れない」として契約形態を制限していれば問題ない。
だが、SES契約の場合に商流で間に何社か入っている場合はどうなるのか。派遣 → SES契約 → 請負契約とか、普通に考えれば2重派遣の様な気がする。実際に有るかは判らないがあっても不思議は無い。


ITとか云って一見進んでいるようにみえても、グレーゾーンだらけだ。


派遣契約

特定労働者派遣免許を持っている会社が結べる契約形態。一番真っ当な形態。免許の無い会社は他の形態をとるか、別のアクロバティクな手法をとる。


事前面接は禁止。まあきっと面談なら良いのだろう。どこが違うのか判らないが。


請負契約

成果物にたいする責任がある。モノさえ上がれば働き方に文句はつけられるはずは無い。
だが、どこまでが契約上の成果であるのか働いている当の本人は知らない場合がある。
働き方も含めて、顧客から直接命令を受けて働くのであれば偽装派遣。


今時は、この形態はとらない場合が多い。


システムエンジニアリングサービス(SES)契約

委託契約の一種。業務委託なので働いている事が成果物。顧客から直接命令を受けて働くのであれば偽装派遣。
だが、業務委託で顧客から命令を受けない場合が有るのだろうか。


だれが思いついたのか知らないが、最近よく耳にする契約形態。

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