2010年5月1日土曜日

真面目でなかった学生の上手い?就活

色々なところで大学生が就職出来なくて大変だと聞く。
今時、3年生辺りから就職活動を始めるらしい。
学生の本分からいえば勉強をすべきだし、そうで無くとも楽しく過ごしたい時だろう。

もう10年以上になるが、自分が就職活動らしきものをした時も、就職氷河期と言われていたらしい。
らしいというのは、そんな状況を意識するほどの就職活動をしていなかった為だ。
そんな不真面目な、しかも五流大学の学生だった自分でも、10年たって思うと自分なりの就活は悪くなかった。
それは、大手への就職活動は一切せず、中小企業へというやり方である。

真面目な学生でなかったなら

真面目でなかった学生に限定されるが、
地の自分で就職出来そうも無いなら、仮に努力して入社出来ても、その後嫌な苦労をするのは目に見えている。
頑張った結果やりたくもない仕事に就いても、後々どれほど役に立つのか。
もっと先を見据えて行動すべきと思う。

中小企業の募集に目をつければ

とりあえず就活しなければ、就職出来ない。
だが、大学に案内がくる様な企業にばかりに目を向けていないだろうか。

中小企業は、大学の就職課に案内など出してはいない。
そんな中、自分でやりたい事を考え中小企業に飛び込んでみるのも悪くはないのではないか。
大手と比べれば内定へのハードルは低いはずだ。

引き抜きは結構ある

職種が限定されるが、ソフトウェア業界の中小企業の社員が大手に引き抜かれる事はよくある。
客先常駐の案件に1・2年も携わっていれば引き抜きの話があって当然と云える。

経験上、社員が辞める理由の半数近くは、引き抜きが理由である。
「他にやりたい事が見つかったので退職します」などと理由をのべて退職する社員もみたが、そのまわりの人間に聞いてみれば実は引き抜きだったりする。
中にはあっけらかんと「引き抜きにあったので会社を辞めて、あっちの会社に行きます」という者もいる。

3年後を見れば

大体引き抜きがあるのは、入社後3年くらいからである。
経営者側でみると、手をかけて育てた社員が引き抜かれる事は腹立たしい事この上ない。だが当の本人からすれば良い環境に移れる。
社会に出て3年も立てば、大手に就職するのが目標と云う人はいないと思う。だが学生の時にそれなりの就職活動をしても入社出来なかったであろう企業へも、少し回り道すれば入れなくはないということだ。

大手の名前ばかりあげて内定がとれないと嘆く学生に、「とりあえず中小への入社も悪くないよ」と教えてあげたい。

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