2010年9月5日日曜日

色の認識をただす

久しぶりに犯人に告ぐを読み返した。
途中、こんな会話のシーンがある。


「ああ、『緋色の研究の』の緋色ね。いや耳で聞くと一瞬、分かんないですよ。あれでしょう、赤っぽい色でしょう?」
「どんな赤だ?」
「どんな赤だって言われましても……困ったな」
(中略)
「つまり、その人間の生活体験に関係のない色彩言語は、うろ覚えだったり、勘違いしている場合が多いってことですか」

たしかに曖昧になっていたり、イメージしている色と実際には違ったりということは、たまにある。
特に日本語名だと間違えがちだ。
緋色、藍色、紺色、藤色、亜麻色、浅葱色。
日本語以外は、ベージュ、ビリジアン。
MSX時代のプログラムの知識やプリンタのインク替えで、シアンあたりはわかる。


こういったこともWebで確認。
青丹(あおに)ってこんな色をいうのか」などと感心する。


参考 :
日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional Japanese Color Names


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