2010年9月27日月曜日

親の脛かじりのペルセウス - タイタンの戦い

タイタンの戦い」を観た。
題材から期待していたよりも淡々と話が進む。
主人公のペルセウスも強いのか弱いのか。
強弱でなく人間性というのならむしろ普通の人たちの方が立派な気がする。
親の七光りでどうこうと云われペルセウスが憤然とするシーンがあるが、最終的にはパパであるゼウスの力を借りて危機を乗り越えている。
ゴッド・オブ・ウォーのクレイトスみたいに血みどろの親子喧嘩もどうかと思うが、たいがいパパに何とかしてもらえるのもなんか嫌だ。
まわりの人は頑張っても死んでいる訳だし。


親が立派で、本人は親の脛かじらずに頑張っているつもりの人。
親に頼ればとか言うと怒りだす。
でも、いざとなったら親に頼ってなんとかする。
実際にそういう人を結構見た。
「(親の)コネがないからってひがむなよ」とか言われたこともあったな。
映画としてどうというより、不愉快な昔の記憶がよみがえってくる話だった。



0 件のコメント:

コメントを投稿