2010年9月22日水曜日

間違って覚えていた日本語 - 「伝える本。」より

伝える本。―受け手を動かす言葉の技術。を読み始めた。


間違って使っている言葉について記してあった。自分も1つを除いて間違っていた。
2008年3月に文化庁により実施された「国語に関する世論調査」がもとだという。そんな調査もしているのか。お役所の仕事は色々だ。


「憮然」を「失望してぼんやりとしている様子」という正解が17.7%

「静かに腹をたてている」そんなニュアンスで捉えていた。小説とかでの使い方もこの意図で使っている様な気もする。
「呆然」とに近いのかな。ただ「失望して」という違いがある。


「檄を飛ばす」を「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求める」と正しく理解していた人が19.3%

「喝をいれる」ような意味合いかと思っていた。
ただ「各地に檄を飛ばす」といった使い方を考えると正しい意味が納得出来る。


「煮詰まる」を(中略)「議論や意見が出尽くして結論の出る状態になる」という正しい理解をしていた人が56.7%

正しく理解していたが、間違った使い方をついしそうだ。


よく丁寧に書こうとしてか自分に敬語を使う様な文章を書いている人がいる。
それとなく指摘したりもして来た。そんな自分が結構日本語を間違っている。さらには間違っている方が相手にも伝わりそうだ。


正しい言葉を使いたければ、なるべく辞書を引いた方が良さそうだ。
例えばニュアンスって言葉がフランス語だとも初めて知ったし、普段の使い方もあまり正しく無さそうだ。


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