2010年9月6日月曜日

最高のプログラマーとは

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)を数年ぶりに開いてみた。
中身をすっかり忘れており、今更な内容かな?と思っていたが、今でも新鮮に思えるところもある。


ゲイツが考える最高のプログラマーとは、「超秀才(super smart)」である。
この「超秀才」というのはゲイツが好んで使う言葉で、多くの属性をあらわす。そのうちのいくつかをあげると、
新しい知識をすばやく「リアルタイム」で飲み込む能力、
鋭い質問をする能力、
異なる分野の知識を関連づけて理解する能力、
プリントアウトされたコードを一目見ただけで理解できるほどプログラミングに長けていること、
ドライブや食事のときまでコードのことを考えているような熱意、
極度の集中力(中略)、
自分が書いたコードを写真のように思い浮かべられる能力などがある。

マイクロソフト・ウェイ―5%の超秀才たちが描く勝利への方程式よりの引用とのこと。


後半のプログラミングがらみのことについては、ほんの少しはあるかな。
「食事のときまでコードを」というのは忙しい時はやっている。熱意というより不安があってだが。


思い返せば、仕事に就いたばかりの時はコードのことばかり考えていた。
「早く出来るようになりたい」とい熱意もあった。
いまは、コードについてより、仕様について考えたり、納期について考えたり、経営状態について考えたりする。
レベルが高くなった訳ではない。
駆け引きとかクレーム対応とかで、プログラムを組むということを楽しむ部分がすり減った。
それで雑念が多く混じる様になっただけだ。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
大分昔に、取引先の社長さんに頂いた本。
軽く「読んでみたら」という感じで渡された記憶がある。
当時の自分に対して示唆も含んでのことだったのかもしれない。

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