2010年9月13日月曜日

真摯さの欠如は許さない - 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」より

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらをiPhoneで読んでいる。人気の様なので興味があったが表紙がちょっと恥ずかしい。iPhoneならば恥ずかしいのはアイコンくらいなのでまだ良い。
楽しみながら少しでも知識を得られるというのは良いかと思っている。
これでより興味をもったらマネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]を読めということだろう。


ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは二、三週間でわかる。無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを決して許さない。(一四七頁)

従業員の試用期間は大体どこも三ヶ月から半年くらいかと思う。管理職(候補)として採用した場合にドラッカーの言うところによれば、十分マネージャーとして向いているかは判断がつくということ。といっても真摯さというマネジメント能力が不足しているからでは解雇は難しいとは思うが。


会社におけるマネージャーというのは結構長期にわたってマネジメントをするもの。
マネージャーも人、時にはかなりやる気をなくすこともある。
そんな時でも少なくとも真摯さを失わなければどうにかなるのだろう。
態度の悪さは真摯さが無くなっている様にも思うのだけれども、総合的に見て真摯さがあると人に見られれば良いのだろう。


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