西巷説百物語 (怪BOOKS)を読み始めた。
なんだか久しぶりに京極 夏彦先生の作品を読む様な気がする。京極堂のシリーズはどうしたのだろうか。
まずは「桂男」。聞いた事も無かった。月を見つめているとあちら側に呼ばれてしまうと云う。
普通に面白かったのだが、さらにこの小説から、仕事に絡んでの有りそうな話を読めるとは思わなかった。
もちろん、この小説の様な出来事が有ったという訳ではなく。
経営者のこころの持ち様みたいなものこと。
何の事かというと「上ばかり見ている」ということだ。
商売しているのだし上を目指すのは当然だが、取引先を騙したり家族や従業員を省みなかったり、そんな事をしている人がいない訳ではない。
経営者のこころの持ち様とは云ったが、経営者でなくとも同じか。
仕事だから「大変」だったり「重要」だったり、人を「騙し」たり「貶め」たり、そんな事をしていい理由にはならない。
時にそんな人と仕事をするとえらく迷惑する。
そんな人からは逃げるが勝ちだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿