2010年8月18日水曜日

縦此道ぶきようなりとも

(まず)武士は文武二道といひて、二ツの道を嗜事是道なり。(たとい)此道ぶきようなりとも、武士たるものはおのれおのれが分際ほどは、兵の法をがつとむべき事なり。

宮本武蔵の五輪書「地の巻」より


武士をSEとかPGと読み替えて、業務知識とか営業のテクニックとか語学だとかも、まあ技術者であると同時に社会人なのだからたしなんでおこうと。
技術というのは武士で云うところの兵法で、これについては(こころざした道であっても)そんなに出来なくともとにかくは日々鍛錬は行うべきあると。
そんな風にとらえた。


一昔前はプログラマー30歳定年説だとか、いまでは35歳定年説だとか目につくが、定年だろうとなんだろうと10年以上やってきた事だ。
べつに営業も管理業務もまったく出来ない訳ではないが、なにが出来るかといわれればプログラム組めます、ソフト作れますが根っこにある。
ちがう事も興味が無い訳ではない、ただどうにか人の約に立てる事と云ったらSEとかPGとしての技術だ。



五輪書―サムライたちへ
実際に手に取ってみると、本として良く出来たものに感じる。
五輪書の本というより、デザインの良い品として捉えている。

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