2010年8月4日水曜日

あがり症と社交不安障害

結構なあがり症だ。
色々とこれで不自由をしている。


10代のころは何でも無かったが、気がついたらあがり症になっていた。
気がついたのは学生のとき。ゼミで発表があったのだが、発表しながら声も震え体も震えていた。


なんとも不思議なもので、意識としては「大して緊張することではないな」と思う時でも、気持ちに反して体が勝手に震えてくる。
比率としては何ともない90%少し緊張する10%であがり症発動というところ。


相手とか関係ないようで、普段馬鹿話するような仲の人たちに対しても少し構えた場になると始まってくる。
極端に云えば、猫の集会でなにか発表するとしてもあがり症が発動する可能性もある。
発表に限らず名刺交換でも発動する。以前よりましになったが3人目くらいから発動する。


これに限らず体の不調というのは、自分を上手く操縦出来ていない様に思っている。
だが、風邪とか腹痛とかはメンテナンスが必要なだけ。
あがり症は軽いとはいえ操縦不能といったところ。
いまのところ怖いのは操縦不能の方だ。


あがり症ハック

とはいえ歳を得た事で大分対策を講じることが出来る様になっている。


あがりそうな状況(例えば会議などで自分が発言する時)の前に、声を出す(会話をする)様にする。できれば多少大きな声が良い。


要は注目されていると意識するとあがる様なので、自分から自然に少しの注目を浴びる様にする。
これによって、自分の番が来た時に突然注目されたと意識しない様になる。
また、声を出す事によりリラックス出来る様だ。


通用するのは会議とかだけで、発表会などでは使えない。
だが、あがり症の自分は、気が小さい自信のなさの現れ。
ハキハキとした自分を演じれば良いと云う事だ。


治せるものか

最近ましになってきた理由は、一つに歳を経て無神経というか鈍感になった為だろう。
要は慣れてきたという事。


少し緊張する様な事(例えば、営業で挨拶に行くとか打ち合わせで話をするとか…あらためて書き出すと些細な事だ)にも慣れてきた。
さらに、あがるという事自体にも慣れてきた。
「お、あがってきた」なんて思う余裕もある。
多少みっともないとは思うがもう諦めた。


とはいえ、未だに治したいとは思う。
治したいと思うので、調べてみたりもする。
どうやらあがり症というのは、病気の様だ。社交不安障害
もはや大概の事は病気と云えるのだろう。


社交不安障害(SAD)情報サイトによれば、GABAが良い様だ。
GABAといえばあのチョコレートだが、これはあながち間違いでは無く、GABAの正式な名前はγ(ガンマ)-アミノ酪酸といい、これが神経の高ぶりを抑える働きがあるのだという。そしてチョコレートのGABAにはこれが含まれているらしい。


プラシーボ効果も含めて、あがりそうな時の前にはGABAを食べておくのも良いのだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿